東山魁夷が描く、詩情豊かな
美しい風景に出会う。
横浜市に生まれる。戦後を代表する日本画家で、情感漂う風景画は多くの人の共感を呼んでいる。道、 残照、緑響く、白馬の森を始め、皇居新宮殿壁画(朝明けの潮)、唐招提寺障壁画(山雲/濤声)なども制作。
● 潮騒 他 | 北海道立近代美術館 (北海道) |
● 湖涼 他 | 天童市美術館 (山形県) |
第3回日展で特選の「残照」や、「道」などの代表作をを始め、スケッチや下図などを含む約64点所蔵。 ● 道 他 |
東京国立近代美術館 (東京都) |
palette「残照」は千葉県鹿野山が取材地で、連なる山々の情景を描いている。第3回日展で特選となり、世の中に認められるきっかけとなった初期の代表作。「道」は縦長の画面の中央に牧草地を貫く一本の道を描いた作品。昭和25年に訪れた青森県種差海岸と並行する道(現在の県道1号線)がモデルになっている。 | |
● 渓音 他 | 東京藝術大学 大学美術館 (東京都) |
● 春を呼ぶ丘 他 | 長谷川町子美術館 (東京都) |
● 年暮る 他 | 山種美術館 (東京都) |
● 彩林 他 | 東京都現代美術館 (東京都) |
● 樹根 | 目黒区美術館 (東京都) |
● スオミ 他 | 泉屋博古館分館 (東京都) |
● 深秋 | 千葉市美術館 (千葉県) |
● 道(試作) | 市川市 東山魁夷記念館(千葉県) |
● 春雪 他 | 千葉県立美術館 (千葉県) |
● 樹 | 横浜美術館 (神奈川県) |
● リーべの家 他 | ポーラ美術館 (神奈川県) |
● 泉 | 成川美術館 (神奈川県) |
● 静晨 他 | 敦井美術館 (新潟県) |
● 森の静寂 ※新潟県立万代島美術館のいずれかに展示 | 新潟県立近代美術館 (新潟県) |
● 秋富士 | 静岡県立美術館 (静岡県) |
● 静宵 | 上原近代美術館 (静岡県) |
● 朝爽 | フジヤマミュージアム (山梨県) |
長野県を取材し、多くの風景画を描いた東山魁夷から、作品と関係図書の寄贈を受け、平成2年4月に開館。収蔵する東山魁夷の作品/約960点。 ● 白馬の森、緑響く、夕静寂 他 |
長野県立美術館 東山魁夷館 (長野県) |
palette「白馬の森」は蒼みがかった空間に白い樹木、その奥に幻想的な白い馬が描かれている。「緑響く」は一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の湖畔を右から左へと歩いていく姿を描いている。東山魁夷は白い馬の見える風景をモーツァルトのピアノ協奏曲になぞらえ、白い馬をピアノ、周りの風景をオーケストラにたとえ説明することがあった。 | |
● 晩鐘 他 | 北澤美術館 (長野県) |
● 潮風 他 | 名都美術館 (愛知県) |
● 雪の山郷 | 愛知県美術館 (愛知県) |
● 若葉の渓 他 | 古川美術館・ 爲三郎記念館 (愛知県) |
● 雲立つ嶺 他 | メナード美術館 (愛知県) |
● 霜葉 | 神宮美術館 (三重県) |
3歳から18歳までの15年間を神戸で過ごした東山魁夷の、震災復興の遺志を受け継ぎ、2001年に魁夷の夫人より版画256点が寄贈される。 収蔵する東山魁夷の作品/約240点。 ● 谿紅葉 他 |
兵庫県立美術館 (兵庫県) |
● 水辺に咲く | ウッドワン美術館 (広島県) |
東山魁夷の祖父の出生地が坂出市櫃石島であった縁で、遺族より版画作品の寄贈を受け、平成17年4月に開館。 収蔵する東山魁夷の作品/日本画8点(13点寄託)、スケッチ14点、版画作品292点、資料等(2020年4月現在) ● 月光 他 |
香川県立東山魁夷 せとうち美術館 (香川県) |
● 夕空 | 高知県立美術館 (高知県) |
● 静宵 | セキ美術館 (愛媛県) |
● 波響く(海波の図) | 愛媛県美術館 (愛媛県) |
● 凍池 他 | 北九州市立美術館 (福岡県) |
● 山湖 他 | 福岡市美術館 (福岡県) |
日本の名品に出会える美術館
more ▼