—ちょっと気になるアート&アートグッズ—
日本や世界の名画、鳥獣戯画のうさぎやカエル、市松、千鳥、麻の葉などの伝統紋様をモチーフにしたお皿、茶碗、箸置き、マグカップ、グラスなどの食器類をご紹介。普段使いやおもてなし、贈り物にしたりと暮らしにアートを取り入れて楽しんでみませんか。
注目!今週のテーブルウェア
日増しに寒さがつのり温かい飲み物が手元にあるとうれしい季節。「thermo mug」と「土直漆器」がコラボレーションした、漆塗りの上に蒔絵で鳥獣戯画を施した、保温・保冷ができるステンレスのタンブラー。アンブレラの名前のとおり、折りたたみ傘サイズで、持ち運びがしやすいボトルタイプ(水筒・容量300ml)。
鳥獣戯画って何!?
鳥獣人物戯画は平安時代から鎌倉時代に、擬人化された動物や、実在・空想上を合わせた動物、人間などを描いた絵巻で、京都の高山寺が所蔵する鳥獣人物戯画は、国宝に指定されています。作者は鳥羽僧正覚猷と伝わっていますが、確証はなく作者未詳のようです。現在、兎や蛙のユーモラスな絵は、モチーフとして多彩な商品に使われています。
ホットドリンクを注ぎ入れると、モノクロのグリッド模様が変化する、カラーチェンジ マグ。ピエト・モンドリアンの作品がモチーフになっているマグカップ。
ピエト・モンドリアンの代表作「赤、青、黒、黄、灰のコンポジション」をモチーフにした木製トレイ。21.5cm×33cmのお手頃サイズ
ピエト・モンドリアンを中心に、オランダで生まれた近代デザインのムーブメント「De Stijl(デ・ステイル)」の100周年を記念して作られたマグカップ。装飾を廃し幾何学的な形態を追及したモンドリアンの思想を反映し、線と原色で構成されたシンプルな模様が特徴。3点セットでスタッキングができます。
Andy Tuohy(アンディ・ツォイ)による世界的に有名なアーティス(モンドリアン、ダリ、ウォーホル、ピカソ、ホックニー)を描いたシリーズ。
アンディ・ウォーホルらとともにポップアートの代表的な画家であるロイ・リキテンスタインの「Finger Pointing(指さし)」をモチーフにしたマグカップ。
前衛芸術家・草間彌生の「Late-Night Chat is Filled with Dreams」をモチーフにしたボーンチャイナ製マグカップ(2個セット)。
クリムトの「接吻」がモチーフになった、スリムで少し大きめサイズのマグカップ。日常使いにもいいし、オリジナルの箱付きなので贈り物にも喜ばれそう。
ゴッホの「ひまわり」がモチーフになった、スリムで少し大きめサイズのマグカップ。日常使いにもいいし、オリジナルの箱付きなので贈り物にも喜ばれそう。
選ばれたADGベストグッズコレクション
テーブルウェア
ユニークなカエルやうさぎが人気
— 鳥獣戯画がモチーフ —
グラス表面に金彩で鳥獣戯画を描いた、 モダンで涼しげな風合いの趣あるグラス。冷酒グラス(画像手前)の他にビアグラス(画像右)、ロックグラス(画像左)も。
清水焼窯元、倉元貴史のペアコーヒー茶碗。 世界遺産(世界文化遺産)に登録された、京都栂尾山高山寺に伝わる宝物「鳥獣戯画」を、染付と赤絵で表した、端正で飽きのこないコーヒー茶碗セット。
京焼・清水焼の窯元、芳山窯の湯呑と茶碗セット。大小2種類の大きさで、白地に藍と赤でウサギとカエルが描かれた人気の鳥獣戯画の睦揃え。
現代のライフスタイルにもマッチする有田焼きの角皿(約w29xd6.5 xh2.2cm)。世界遺産(世界文化遺産)に登録された、京都栂尾山高山寺に伝わる宝物「鳥獣戯画」がモチーフ。
有田焼きの菱木甲皿。幅16cmx奥行12cmのお手頃サイズなので、焼物やお刺身など多用途に使える。世界遺産(世界文化遺産)に登録された、京都栂尾山高山寺に伝わる宝物「鳥獣戯画」がモチーフ。
石川県能美(のうみ)市にある九谷焼の窯元双鳩窯の角小皿。鳥獣戯画に出てくる動物の動きをスポーツと組み合わせてサッカー、水泳、ゴルフなど10種類の絵柄から選べます。
煮物椀として、または蓋付きの飯碗として、現代のライフスタイルにもマッチする有田焼きの蓋物(約Φ12.0×H8.6cm)。世界遺産(世界文化遺産)に登録された、京都栂尾山高山寺に伝わる宝物「鳥獣戯画」がモチーフ。
福井県の越前漆器 漆遊館のお多福碗。漆器の蓋付のお椀は、お祝い事やちょっとした集まりの時に使うと食卓が華やぎます。煮物や吸い物、お雑煮など多用途に使えます。
「thermo mug」と「土直漆器」がコラボレーションした、漆塗りの上に蒔絵で鳥獣戯画を施した、保温・保冷ができるステンレスのタンブラー。アンブレラの名前のとおり、折りたたみ傘サイズで、持ち運びがしやすいボトルタイプ(水筒・容量300ml)。
「thermo mug」と「土直漆器」がコラボレーションしたコーヒータンブラー。漆塗りの上に蒔絵で鳥獣戯画を施したタンブラーは、容量300mlでスクリュー式のフタ付き、真空二重構造なので温かさ、冷たさを長時間キープしてくれる。
選ばれたADGベストグッズコレクション
テーブルウェア
— 浮世絵がモチーフ —
日本が誇る浮世絵師、歌川国芳、歌川芳藤、歌川国利、川鍋暁斎らが描いた動物画をモチーフにした石塚硝子のグラスセット。うさぎ(昇格昇進)、かえる(家内安全)、さる(開運除災)の3つの縁起を担ぐ「Good Luck」 セットと、こうもり(福徳円満)、ねこ(商売繁盛)、きんぎょ(金運来福)の3つの縁起を担ぐ「Be Happy」セットの2タイプ。
歌川国芳の猫たちが文字になり魚の名前を形作る「猫の当て字」シリーズの一つ「なまず」を、それぞれ形が違うグラスに写した、クラフトビアグラスセット。
昭和26年に墨田区で創業を開始した、東京都指定伝統工芸品「江戸硝子」の窯元 岩澤硝子の醤油注ぎ。「江戸硝子」の伝統的な製法で作られた醤油注ぎは、液だれしない優れもの。醤油を入れると、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が浮かび上がります。
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テーブルウェア
— 伝統文様がモチーフ —
平安時代に海外から伝わった文様は、徐々に日本独自のものとなり、波、鱗、蜻蛉など自然をモチーフにした文様が生まれました。現在でも伝統文様と呼ばれ多くのアイテムに使われています。
紅白の花を咲かせるので縁起が良い花とされる〈梅文様〉と、2020東京オリンピックのロゴマークでも使われている〈市松文様〉を中心にご紹介します。
三日月型の可愛らしいフォルムの5枚セットの銘々皿。組み合わせると大きな梅文様のお皿としても使えます。寛文元年(1661年)創業の、京漆器の老舗「象彦」製。
“ 梅 ”の名画が見られる美術館!
MOA美術館
左隻に白梅、右隻に紅梅が描かれた尾形光琳の傑作、国宝「紅白梅図屏風」がMOA美術館『リニューアル3周年記念名品展 第1部 国宝「紅白梅図屏風」』で1月25日〜3月12日まで見られます。
“ 梅園 ”を散策できる美術館!
静嘉堂文庫美術館
岩崎彌之助、小彌太父子が設立した、国宝 曜変天目(茶碗)をはじめ東洋古美術の名品を所蔵する静嘉堂文庫美術館は庭園も素敵。とりわけ美術館南側斜面の梅園は有名で、2月はちょうど梅や水仙が見頃です。展覧会『岩﨑家のお雛さまと御所人形』(〜3月24日まで)を観たあとは、梅園散策が楽しめます。
梅の文様が中心に入った直径約21cmの大皿。小石原焼は、福岡県東峰村で焼かれる民芸の器。トビカンナ(飛び鉋)は、ロクロで回転させながら、古時計のゼンマイを加工したカンナの刃先をあてて文様を彫る、小石原焼の伝統技法の一つ。
伝統的な結びの一つ梅結びを有田焼のお皿。直径約15cmで取皿、和菓子・フルーツ皿にはもちろん、縁起が良い絵柄なので、お祝いごとのお皿にも好適です。
梅の形がかわいい幅8.2cm×奥行8.2cmの豆皿。着物に使われていた小紋柄をモチーフに、銅板転写によって作り出された転写紙を、一枚一枚手作業で貼り付けていく昔ながらの製法で作られる。
上出長右衛門窯のクラシック且つコンテンポラリーな78mm×78mmの角皿。谷焼特有の発色の黄のベースに描かれた梅は、華やかなハレの席にも似合います。
五角形で梅の花をイメージした、曲げわっぱで作られた2段のお弁当箱。サイズは12.5cm×12.5cm×高さ9.5cmで、女性にもちょうどいい大きさ。大館工芸社は、秋田杉の美しい木目を活かした伝統的工芸品「大館曲げわっぱ」を製造、販売する会社。
肥前地区の伝統技法「呉須濃(ごすだみ)」を用い、家紋の「ねじり梅」を大胆にアレンジし、1968年から販売されているねじり梅シリーズの湯のみ。ねじり梅シリーズは、2011年にグッドデザイン・ロングライフ賞を受賞。白山陶器は400年以上続く波佐見焼の産地、長崎県波佐見町にある陶器メーカー。
窯変の磁肌の上に、艶消しの金と有田焼伝統の絵具で梅を描いた焼酎グラス。陶器製なので保温性が高く、温かさを長くキープしてくれるのでお湯割りにもおすすめ。
朝夕ひときわ冷え込む季節。暖かいスープが体を芯から温めてくれます。手描きによるやわらかく、かわいい印象のスープカップ。ゆったりと少し大きめのサイズと、しっかり持てる持ち手は具沢山のスープにはぴったり。
酸化焼成で緑に焼きあがる織部釉(おりべゆう)を使った市松模様の銘々皿。幅約14.5cmで、取り皿、デザート皿など多目的に使える。
錫は、錆びにくく、また熱伝導率の高さから全体の加熱と冷却が早いので、燗や冷酒の器としても愛されてきました。ビールを注ぐと内側の凹凸に当たる事で、細やかな泡が生まれます。
最も作り上げるのが難しいとされる黒硝子と、幻想的でモダンな意匠とを融合させた、世界初の黒い切子「KUROCO」。デザインは宇宙や物理学、動植物、環境をテーマにした製作を中心に活動するイラストレーター・デザイナー木下真一郎。
国産の孟宗竹で作られた箸。箸先は細く、また竹特有のしなりから非常に掴みやすく、すべりにくいお箸です。日本の職人が一本一本手作りしている為、箸先がきれいに揃います。
波形をかたどった日本の伝統的な文様、青海波(せいがいは)を染付で描いたお皿。爽やかなデザイン、径14cmで5枚セットの使いやすい和皿。
千山窯の代表的な絵付け「上絵とんぼ」は、藍色と赤の絵付けが白磁によく映えます。直径約12.8cm×高さ7.2cmの小丼サイズは、少しの麺類や丼物また、シチューなどにも合います。
現代版にアレンジした千鳥紋様に、富士 唐草 波 七宝 梅をそれぞれ組み合わせたかわいらしいお箸。天然木、長さ23mでつまみやすい先端すべり止め付です。
径8.4cm×高さ6.5cmのそば猪口。渦紋、傘紋、祥瑞、すだれ紋、たこ唐草、すだれ紋、濃丸紋、つるりんどう、青海波、茄子、半亀甲、牡丹、鱗紋から選べます。
富山県の金属工芸品の企画、製造、販売を行う問屋・メーカー炭谷三郎商店。魔や厄をしりぞけ、吉兆を呼び寄せる意匠として、古くから装飾品や服飾品にあしらわれてきた吉祥紋。純錫に5つの代表的な吉祥紋の青海波、麻の葉、七宝、亀甲、紗綾形をデザイン。
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