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展覧会の楽しみ方いろいろ。アートの魅力・作家の個性に迫る

いま、若い人たちの間できものが静かなブームらしい。原宿などに登場したアンティーク着物ショップが火付け役なのではとある新聞に紹介されていました。若い人に手ごろな値段も受け、きものには洋服では味わえない非日常的なドキドキ感があるというのです。いまどきの感性で着方を工夫したり、小物をコーディネートしたり結構楽しんでいるようです。そこで提案です。お休みの日には、お仲間とアンティークな雰囲気の情緒あるきものを着て、おさんぽ感覚で美術館に訪れてみませんか。竹久夢二に会ったり、やきものの美術館で茶人の美意識や、日本人の特有の精神性に触れてみたり、いつもと違う出会いがあるかも。

西宮市大谷記念美術館 「お座敷」のある美術館

西宮市大谷記念美術館の館内にある和室は、現代美術の展覧会の展示会場となることもありますが、通常は一般の皆さんが利用できます。散策も楽しめる回遊式日本庭園を眺めることのできる和室では、お茶会、お琴や俳句などのサークルなど使い方はさまざま、またお弁当などの持ち込みも可能です。いつもの着物に、いつもより少し格の高い帯を合わせて、気の会うお友達と、展覧会鑑賞とお食事会というプランを立てるのも楽しいですね。

西宮市大谷記念美術館(兵庫県)

展覧会:新春によせて 近代の日本画・油彩画
● 1月2日(月)〜2月12日(日)
※ 画像は伊東深水「吹雪」1946年頃
  アール・デコの魅力に触れる。

東京都庭園美術館は朝香宮邸(朝香宮殿下は久邇宮家第8王子、妃殿下は明治天皇第8皇女)として昭和8年に建てられた建物を、昭和58年に美術館として公開したものです。1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を 現在に伝える建物で、アール・デコ様式に日本独特の感性を付け加えています。 美術館は緑溢れる庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめます。 アールデコ調の柄や昭和モダンなど着物や小物をコーディネートして出掛けてみてはいかがでしょう。
※ 平成23年11月1日より全面休館中


東京都庭園美術館(東京都)
  きものがもっと好きになる。

建物は1910年近衛師団指令部庁舎として建設、後に重要文化財に指定され、1977年東京国立近代美術館 工芸館として開館。明治以降今日まで、人間国宝を始めとする優れた作家の国内外の工芸作品を染織、陶磁器、ガラス、漆工、木竹工、金工等の各分野にわたって展示しています。

東京国立近代美術館 工芸館(東京都)

  日本の伝統美「きもの」と「アール・ヌーヴォー」

「ジャポニスム」と呼ばれる日本美術の影響を受け、19世紀末にヨーロッパで花開いた新しい装飾美術アール・ヌーヴォー。宝飾デザイナーからアール・デコのガラス作家へと転身したルネ・ラリックの生涯にわたる創作活動の全貌が鑑賞できる美術館です。約1500点の所蔵作品から日本最多の約40点の貴重な宝飾作品、香水瓶や花器を中心としたガラス作品、後半生に制作した室内装飾まで幅広く紹介、230点を常設展示しています。美術館2階の室内装飾「雀」が飾られた八角形の部屋に佇むきもの姿は、きっと素敵です。日本の美を垣間見ることができるガラス工芸品と日本の伝統美きものとの相性がグッドですね。

箱根ラリック美術館(神奈川県)




清里北澤美術館(長野県) 八ヶ岳山麓の森に囲まれた美術館。アール・ヌーヴォー期を代表する工房のひとつ、ドーム兄弟をはじめエミール・ガレなどのガラス工芸作品を展示している。

池田満寿夫 きもの姿も艶やか、郷愁の城下町。

版画家、画家、彫刻家、陶芸家、芥川賞作家、エッセイスト、映画監督など多彩な顔を持つ池田満寿夫の美術館。きものが似合う町、真田10万石の歴史ある城下町松代にあり、松代城址に隣接しています。館内には彼の最期の作品となった「美貌の青求」 「土の迷宮」シリーズ、ラウンジには西陣織の打掛けによるレリーフ・コラージュ「天女乱舞」、庭園にはブロンズ彫刻などを展示しています。建物もグッド・デザイン施設選定(1997年)他、多くの賞を受賞していて素敵。アート鑑賞後は美術館に隣接する憩いのスペース「竹風堂」で、栗菓子の他栗おこわ・麦とろ膳など郷土の味を味わってみてはいかが?

池田満寿夫美術館(長野県)

展覧会:企画展 池田満寿夫の水彩 甘美な夢
● 2011年12月10日(土)~2012年 7月4日(水)
※ 画像は池田満寿夫《薄日の部屋》Softly Lit Room
475 ×335mm 水彩、フロッタージュ 1971年 池田満寿夫美術館蔵



喜多方市美術館(福島県)
 
建物は蔵のまちの施設らしく、煉瓦蔵をイメージしてつくられている。建物の一部には地元喜多方で焼いた煉瓦を積み、こじんまりとした中にも落ち着きがあり、周りの町並みにすてきに調和している。常設展示はなく、企画展中心の美術館。

蘭山記念美術館(埼玉県) 
自然風物をテーマに江戸末期から明治にかけて活躍。川越藩松平大和守家の御用絵師で岸村の名主を務めた舩津蘭山の作品を紹介する美術館。蘭山記念美術館の遊歩道には、個性あふれるギャラリー&ショップとカフェバーもある。

林原美術館(岡山県) 
刀剣「国宝・太刀/銘 吉房」、武具甲冑「重文・紺糸威胴丸/兜・大袖付」絵画「重文・洛中洛外図屏風」書跡、能面能装束、彫漆螺細、蒔絵、陶磁・金工など東洋古美術を収蔵し、独自のテーマ展を年5、6回、特別展も1、2回開催している。

人間国宝に認定された染色作家「芹沢けい介」の美術館を訪ねる。

静岡市立芹沢けい介の美術館(静岡県) 型絵染の人間国宝に認定された染色作家・芹沢けい介の美術館。植物、動物、風景、文字などをモチーフにした帯、着物、のれん、屏風などの型絵染作品約800点とコレクション約4500点は年3回展示替えしている。建物の設計は白井晟一の代表作。


松園の美人画に触れ「きものの世界」をたのしむ。


松伯美術館(奈良県) 京都の風俗、歴史、謡曲の物語などをテーマに、気品のある格調高い女性像を描いた女流日本画家・上村松園と松篁、淳之三代にわたる作品、草稿、写生など美術資料などの収集と保管、展示。展示替えは年6回程、毎回三人の作品をテーマ別に展示している。


浮世絵美人に会いに行く。きもの姿の私は「○○美人」?

太田記念美術館(東京都) 太田清藏が昭和の初めより半世紀以上に渡り、蒐集に努めた浮世絵のコレクションは約12000点。所蔵する作品の中から未公開作品の一般展示(作品は月毎に入れ替え)し、また土曜日には講師の先生を招いての 土曜講座を開催している。

 
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池田満寿夫美術館(長野県) 「竹風堂松代店」/ 栗あんしるこ
 
 
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