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展覧会の楽しみ方いろいろ。アートの魅力・作家の個性に迫る

展覧会では、テーマに沿って数人の作家の作品を並べる場合と、1人の作家を取りあげる場合があります。どちらも楽しいのですが、お気に入りの作家や気になる作家の作品をじっくり観賞するのもいいものです。あまり見たことのない初期の作品から、代表作と言われている作品や晩年の作品など、作家の画業を辿ることでより一層理解と魅力を感じることでしょう。
ピーテル・ブリューゲル

ピーテル・ブリューゲルは、16世紀ネーデルラントの最も偉大な画家である。1551年、アントワープの聖ルカ組合に親方として登録後、数年間、イタリアに滞在した。帰国後、アントワープで国際的な版画店を営むヒエロニムス・コックの許で、1555年から版画の下絵素描を数多く制作した。1563年にブリュッセルに移住し、師ピーテル・クック・ヴァン・アールストの娘マイケンと結婚。1569年、同地で病死する。 (Bunkamura ザ・ミュージアムHP参照)

Bunkamura ザ・ミュージアム

展覧会:ベルギー王立図書館所蔵
ブリューゲル版画の世界
● 7月17日(土)〜8月29日(日)
※ 画像は《ブリューゲルの肖像》(部分)(『ネーデルラントの著名画家の肖像画集』(1572年刊))より エングレーヴィング ベルギー王立図書館所蔵
KBR
伊丹市立美術館/アンドレ・ボーシャン
アンドレ・ボーシャン

アンドレ・ボーシャンは、1873年にフランスで生まれた「素朴派画家」を代表する作家の一人である。トゥーレーヌ地方の村シャトー=ルノーに園芸師の息子として生まれ、また自身も園芸師であった。独学で絵画の制作を始め、園芸師の経験を活かして描かれた花々や自然の風景は高い評価を受けた。(伊丹市立美術館HP参照)

伊丹市立美術館(兵庫県)

展覧会:素朴絵画の世界
アンドレ・ボーシャン展 世界で一番美しい庭

● 7月10日(土)〜8月29日(日)
※ 画像は展覧会チラシ
国立国際美術館 マン・レイ展
マン・レイ

1890年フィラデルフィアに生まれ、ニューヨークに育つ。写真家アルフレッド・スティーグリッツの影響を受け、同時代の美術や写真への関心を深める。1915年ニューヨーク・ダダを展開、1921年パリに渡りダダとシュルレアリスムを中心とする前衛的な芸術家や著述家たちと交流。モード写真や肖像写真において人気を博す一方、斬新な写真表現で注目を集める。一時アメリカに帰国するが1951年よりパリに戻り絵画、写真、オブジェ、映画とさまざまに媒体を異にしながら、日常的なモティーフを謎めいたイメージに転換する表現を探り続けた。(マン・レイ展プレスリリースより抜粋)

国立新美術館(東京都)

展覧会:マン・レイ展 知られざる創作の秘密
● 7月14日(水)〜9月13日(月)
※ 画像はマン・レイ《セルフ・ポートレイト》
1924年(プリント年不詳) ゼラチン・シルバー・プリント 2010 Man Ray Trust
国立国際美術館 横尾忠則
横尾忠則

横尾忠則は、1936年兵庫県西脇市に生まれました。幼少の頃から絵画の模写に興味を持ち、高校時代には、地元の商店街や商工会議所のポスターを制作するなど、早くから美術やデザインに対する才能を開花させます。 1960年、日本デザインセンターに入社し、制作の拠点を東京に移すと、その活動の幅はさらに広がりをみせ、独特なイラストとデザイン感覚にあふれる、《腰巻お仙》をはじめとする劇団状況劇場のポスターなどで、たちまち若い世代の支持を集め、大衆文化を代表する寵児となりました。その後、グラフィック・デザイナーとしての仕事は、ポスターからイラストレーション、ブックデザインなど、さまざまな印刷メディアへと展開し、さらに版画や絵画、映画といった芸術分野にまで広がっていきました。(国立国際美術館HPより)

国立国際美術館(大阪府)

展覧会:横尾忠則全ポスター
● 7月13日(火)〜9月12日(日)
※ 画像は横尾忠則《腰巻お仙》(劇団状況劇場)1966年 シルクスクリーン・紙 国立国際美術館蔵  TADANORI YOKOO
下関市立美術館 長谷川りん二郎


明治34年函館に生まれた長谷川リン二郎は、戦前から戦後にかけて84歳で亡くなるまで長く制作を続け、画壇的な世界には属さず独自の絵画表現を構築しました。何年もかけ、納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作態度、 江戸川乱歩にも称賛された探偵小説作家としての一面、 家庭環境(父・ジャーナリストの先駆け、兄・小説家、弟二人は文学者)など、 画家リン二郎を取り巻くエピソードは数多くありますが、作品発表の場が少なく、一部の識者に高い評価を受けながらも、 その全体像はいまだに明確にされていません。

下関市立美術館(山口県)

展覧会:無窮をみつめた画家
 
● 7月1日(木)〜8月15日(日)
※ 画像は
《猫》(1966年)宮城県立美術館蔵
東京都庭園美術館 有元利夫
有元利夫

有元利夫は、西洋のフレスコ画と日本の仏画の影響を受け、洋画でも日本画でもない独自の表現世界を切り拓き、1970年半ばから85年にかけて活躍した画家です。1946年疎開先の岡山県に生まれた有元利夫は、翌年自宅の東京に戻ります。東京藝術大学卒業後、電通を経て画業一本での生活を始めました。32歳の時に《花降る日》で具象画家の登竜門として知られる安井賞特別賞を受賞し、その評価を確かなものにしましたが、38歳で亡くなりました。

東京都庭園美術館(東京都)

展覧会:没後25年 有元利夫展 天空の音楽
● 7月3日(土)〜9月5日(日)
※ 画像は有元利夫《花降る日》1977年 三番町小川美術館蔵  Yoko Arimoto

[07.26]赤ちゃんから大人まで楽しめるアートのにわが出現!東京都現代美術館(東京都)で「こどものにわ」が開催中です。

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