池田満寿夫はが11歳まで過ごした旧満洲や中国の空をおおう黄砂、それはやがて希望や女性を象徴する陽光の色にもなり、自作には黄色やイエロー・オーカー(黄土色)が時に全面に、またある時は鮮烈な差し色として出現します。特定の色彩にはこだわらないとしながらも、配色や色調には鋭い感性がうかがえます。 本展では池田満寿夫の黄色に注目し、油彩、版画、立体作品など約50点でその表現をたどります。