現在、現代美術の分野では、作品と観客の関わり方が多様な展開をみています。それは、我々が一定方向に導かれながら作品を見るという鑑賞に飽き足らなくなっているからとも考えられます。本展では、作品の背景に観客の存在を見出し明治の洋画を検証することによって、今後の鑑賞の在り方についても考える機会としたいと思います。また、本県ではこれまで明治の洋画をまとまった形でご紹介する機会はなく、初の試みとなります。